記事
-
2024.03.19
腸腰筋を鍛えても「使えなければ」不調は取れない?
上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉である腸腰筋は、施術者からすれば馴染みの深い筋肉であり、施術結果がうまく出ないことがある筋肉でもあります。EMSなどでアプローチしても不調がぶり返す、自分が計画したように身体が改善に向かってくれないと悩む先生も多いです。 実は、「EMSで腸腰筋を鍛える」ことがゴールではありません。その先にある、「腸腰筋を使える状態にする」ところまでアプローチしなければ、不調の緩和にはつながらないでしょう。大詰めの部分を知り、実践するだけであなたの悩みが解決できるかもしれないのです。(公開:2020年9月9日、更新日:2024年3月19日)
-
2023.03.01
関節可動域
筋肉が動き骨を動かすことで、私たちの身体は運動したり姿勢を保ったりすることができます。その骨と骨の間にある組織が関節です。関節の役割は、動きの支点となり力を伝えること、そして力が伝わる角度と方向をコントロールすることの2点と考えられます。(2017年12月12日公開、2023年3月1日更新)
-
2023.02.15
現代人の姿勢から考える自覚症状
近年、スマートフォンを使用することが日常的となっていますが、使いすぎることで姿勢のくずれや肩こりや腰痛、頭痛などの不定愁訴の原因にもなりつつあります。スマホ操作時の猫背姿勢やストレートネックが筋肉が緊張させてしまうことで、胸郭出口症候群が起こるともいわれています。(記事公開:2018/06/22、更新:2023/2/15)
-
2023.02.01
日本は疲労大国!?疲れを引き起こす「疲労因子FF」
「ストレス社会」と呼ばれる現代において、老若男女を問わずすべての人が疲労と無関係ではないと言えます。疲労による身体の不調を訴え接骨院に来院する患者さまも少なくありません。今回は、この「疲労」を取り上げてみたいと思います。(公開:2017年3月24日、更新:2023年2月1日)
-
2023.01.25
重力と筋骨量から見る施術法
宇宙に長期滞在した宇宙飛行士は、帰還後数週間のリハビリを行います。宇宙空間=無重力状態の空間では、重力が身体にかからないため、身体を支える筋肉や骨が使われなくなり、衰えてしまうからです。この現象は、年齢と共に運動能力が低下したり、骨に負荷がかからず脆くなったりしていく状態にどこか似ています。(公開:2014年12月26日、更新:2023年1月25日)
-
2023.01.20
施術者が提供する「健康」と「美容」
いくら表面的に着飾ったとしても、姿勢が悪ければせっかくの魅力も半減してしまいます。骨と筋肉のプロである柔道整復師だからこそできる、健康面・美容面でのサポートがあります。(公開:2015年6月26日、更新:2023年1月20日)
-
2023.01.19
なぜか放置されている日本女性の「O脚」
女性のお悩み上位に挙がる「O脚」。実は、正確に調整できていない施術者が多いことが現状のように思われます。O脚にもタイプがあり、調整できるものとしづらいものがあることを知っておくべきだと思います。(公開:2013年3月21日、更新:2022年1月19日)
-
2023.01.17
複合高周波EMS「楽トレ」とは
楽トレは、大腰筋・腸腰筋・菱形筋・肩甲拳筋など、患者さまの症状や目的に合わせ様々な部位へのアプローチが可能です。 特許取得のダブルインパクト波形(複合高周波)によって深部まで通電し、インナーマッスルとアウターマッスル両方を同時に鍛えることができます。手技だけでは限界だった施術の可能性をぐっと広げる施術者のパートナーです。(公開:2019年12月26日、更新:2023年1月17日)
-
2023.01.16
姿勢反射
姿勢反射とは、その名の通り姿勢の関する反射です。身体のセンサーでもある感覚器に加えられた刺激に対応して、反射的に筋が緊張及び収縮することで、身体の位置や姿勢、平衡を維持することを指します。(公開:2010年8月2日、更新:2023年1月16日)
-
2022.09.22
人体における蝶形骨の機能とは
頭蓋骨は、15種類23個の骨が、パズルのように組み合わさって形成されています。蝶形骨は、その頭蓋骨の中心にあり、正面からみると蝶が羽を広げた形をしています。 (公開:2019年12月25日公開、更新:2022年9月22日)
-
2022.08.26
脊椎調整と神経圧迫の関係
脊柱(背骨)の中には神経線維が集まっており、そこから全身に神経が行き渡っています。そのため、脊椎に何らかの不調が起きると神経伝達に影響が出てしまい、身体のあちこちでトラブルが発生する可能性があります。 (公開:2021/2/5、更新:2022/8/26)
-
2022.08.26
身体の感覚器と「振動」
私たち施術者は、患者さまの骨・筋肉などに対してアプローチを行います。しかし、当然のことながら、直接、骨や筋肉に触れているわけではありません。実際は身体全体感覚器を通して刺激や圧を受け取っています。(公開:2019/12/16、更新:2022/8/26)
-
2022.08.09
「痛み」を伝導するC線維の触覚機能
皮膚は、生命維持のため身体内外の変化を敏感に察知します。さまざまな感覚受容器があり、温・冷覚や痛覚を感知する神経線維には、接触による「気持ち良い」「気持ち悪い」という感情を喚起させるものもあるようです。(公開:2020年1月20日、更新:2022年8月9日)
-
2022.08.05
生理学・解剖学・栄養学を学ぶということは?【物販奮闘記】
メルマガでお届けしていた「物販奮闘記」がついにコラム化!今回より、物販に必要な生理学・解剖学・栄養学の知識について解説していきます。
-
2022.08.03
痛みとの飽くなき戦い
「痛み(疼痛)」というものは、本人しか分からない感覚であり、施術者がどれだけヒアリングし施術を行っても「ここが痛いのだろう」という推測に留まってしまうのが現状でしょう。「痛み」はとても複雑で、さまざまな側面を持っています。疼痛施術を行っていく際には、このような側面もみていく必要があります。(公開:2010年9月24日、更新:2022年8月3日)