接骨院の勤務時間と残業
技術を学ぶために、施術者が勤務時間に関係なく住み込みで働いたのも今は昔の話です。近年、接骨院を安定して経営するためにも、施術者の「勤務時間」と「残業」を問題なく管理することが、経営者に求められています。接骨院の勤務時間と残業、守らなければいけない法律を解説します。(公開:2020年10月14日、更新:2024年5月20日)
接骨院の勤務時間
接骨院の勤務時間は、数時間の昼休みをはさんで「午前と午後」に分かれるのが一般的です。接骨院によって異なりますが、具体的には、午前9時~12時、午後15時~20時が挙げられます。ただ、下記のような接骨院もあるのではないでしょうか。
・朝は掃除と開院準備。開院1時間前には出勤させている。
・時間通りに閉めても、後片付けがあるので、終了時間=退勤時間ではない。
・売上確保のため、閉院時間ぎりぎりに患者さまを受け入れる。(退勤が遅くなる)
・スタッフが気を遣って先輩より先に帰らない。(上下関係に厳しい先輩がいると特に)
・月末月初のレセプト作業は徹夜になることもある。(電子化が良いらしいが面倒くさい)
・月1回、深夜まで続く経営会議が開催される(離患率を下げ、新患数を増やすにはどうしたら良いかを話し合う)
・スタッフが辞めてしまうと、空いたシフトは院長が埋めるしかない。
この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
2柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
3接骨院の運営知識
-
4柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
5患者さまに伝えたい健康情報
関連記事
-
はじめての開業
-
はじめての開業
-
はじめての開業
関連記事
-
2024.05.21接骨院での有給休暇取得の現状円滑に接骨院を運営するためにも、柔道整復師・鍼灸師の休日は重要な要素です。ご存じのとおり、接骨院は、一般的なサラリーマンのように「土日休み」は少ないのが現状です。スタッフが安心して働ける接骨院になるには、労働環境も意識すべきでしょう。今回は、接骨院の休日や有給休暇の現状と、守らなければいけない法律について解説します。(公開:2020年10月8日、更新:2024年5月21日)
-
2021.07.29請求団体?個人請求?開業前に決めておきたい療養費請求方法新規開業、請求団体の乗り換えなど、療養費の請求業務について検討するタイミングは様々です。療養費請求団体や請求ソフトを選ぶ上で、多くの方が直面する問題があります。それは「何を基準に選べばいいかわからない」ということです。自分の院は個人請求・請求団体どちらが合っているのか、どのようなポイントを押さえておくべきなのか。妥協せずに選択するために押さえるべきポイントについてご紹介します。(公開:2020年1月7日、更新日:2021年7月29日)
-
2024.05.10入り口で揉めないための採用ルール新しい人材を雇用する際に、思いもしなかったトラブルが発生した経験はございませんか。トラブルが発生したら先生ならどうしますか?(公開:2017年1月25日、更新:2024年5月10日)
会員数22,915人
アトラアカデミーに無料会員登録すると
-
法令など業界の
最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード