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転職回数が多いと就職に不利?今の時代に考えるキャリアの価値

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師といった専門職では、一つの職場に長く勤めることが重視されるというイメージを持たれやすく、転職回数が多いと就職に不利になるのでは?と、不安を抱えている方も…。本コラムでは、転職回数が多いことが本当に不利なのか、そしてそれをどのようにキャリアの強みに変えることができるのかを解説します。

「転職回数が多い」ことの現実的な影響

転職回数が多いと、「短期間で職場を変える人は忍耐力がない・定着性が低い」とみなされることは確かにあります。

しかし、現在では転職回数をその人のスキルや経験の幅として評価する採用担当者も増えています。

特に、柔道整復師や鍼灸師といった分野では、異なる治療院や施設での経験が実際の技術力や応用力に直結する場合も多いと思います。

転職の背景を伝える重要性

転職回数の多さが目立つ場合でも、しっかりと理由を説明できればマイナスの印象を払拭することはできます。

転職の背景に「スキルアップ」や「新しい技術の習得」といった明確な目的がある転職の場合、これまでに学んだ具体的な技術や知識をアピールすることが重要です。

施術のバリエーションを広げたり、患者とのコミュニケーション力を磨いたりといった成果を具体例を交えて伝えることで、前向きな印象を与えることができます。

キャリアの方向転換や適切な環境を求めた転職についても、自身の目標や価値観に合った選択だということを説明できれば、自己分析ができている人材だと評価される可能性が高くなります。

職場環境の改善を目指した転職については、前職で感じた課題やその解決策を自分なりに考えたうえで新たな職場を選んだことを示すと、「自己成長を求める前向きな姿勢」が伝わり、むしろポジティブな理由と捉えられます。


転職には必ず背景や理由がありますが、それを採用担当者に納得してもらうように伝えることがポイントです。

多様な経験をキャリアの強みに

異なる接骨院・鍼灸院での経験は、多様な患者層や症状への対応力を示すことができるので、この点を効果的にアピールできれば、転職回数は自身の強みへ変わります。

職場によって異なる治療法やアプローチを学ぶ機会があった場合、それを実践して得た成果について述べることで、スキルの幅広さと応用力をアピールできます。

高齢者、スポーツ選手、学生など、さまざまな患者の対応をしてきたのであれば、さまざまなニーズに応えるスキルが身についていることを強調し、即戦力としての魅力を伝えましょう。

新しい職場ごとに順応し、異なるスタッフ・患者さまと打ち解けながら成果を出してきた方は、具体的なエピソードを伝えることで、あなたの適応力の高さや柔軟性・コミュニケーション力を示すことができるでしょう。

面接や履歴書での工夫

転職回数が多い場合、履歴書や面接での工夫が必要です。それをただ並べるだけではなく、一貫したキャリアの流れとして伝えることで、説得力が増します。

履歴書では、転職先ごとに成果や学びを具体的に記載し、それぞれの職場で得られた専門性や役割を強調しましょう。

例:「〇〇院ではスポーツ障害患者への対応を強化」「△△治療院では高齢者リハビリに特化」など。

面接では、転職の背景をストーリーとして語ることが重要です。転職が次のキャリアにどのように繋がっているのか、またその経験が今後の目標にどのように活かされるのかを説明できると説得力が増します。

何よりも、転職回数が多いことを自己分析や積極的なキャリア形成の結果として捉え、前向きに話す姿勢が大切です。

多様な経験を価値に変えるために

転職回数が多いことは、一概に不利になるわけではありません。むしろ、多様な経験を積んでいることは、柔道整復師や鍼灸師としてのスキルの幅を広げる大きなチャンスです。

転職が多いことは、それだけ多くの経験を積んでいるということでもあります。転職の背景や成果をしっかりと伝えることで、あなたのキャリアは十分に魅力的なものとして評価されるでしょう。

今後のキャリアに悩んでいる方は、ぜひ一度「アトリク」の求人情報をチェックしてみてください。あなたにピッタリの職場が見つかるかもしれません!

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