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接骨院にとって「物販」とは

セルフケア需要が高まるにつれ、「物販」に力を入れている施術所も増えていると言います。 その反面、依然として「接骨院に物販って必要なの?」と思う方も少なくはありません。 ここで、施術者の考えと患者さまの思いに違いがあることを理解しておく必要があります。患者さまは幅広く「健康」というものを捉えています。良い情報を提供・紹介してもらうことは、患者さまにとって「想定外」ではありません。施術者側で勝手に線引きをすることなく、さまざまな可能性を検討していきましょう。

目次

目次
なぜ接骨院で物販が必要とされるか
・施術の一部としてアプローチできる
・コミュニケーションツールの一つになる
・売上の確保
接骨院での「物販」できるもの
・販売可能なもの
・販売不可能なもの
物販をおこなうための大事な心がけ
・商品のことを知る(実際に使ってみる)
・販売を目的にしない
トータルで「患者さまの健康」を考える

なぜ接骨院で物販が必要とされるか

・施術の一部としてアプローチできる
物販は、ただの「販売商品」ではなく、「症状の緩和を手助けするもの」でもあります。「物販に頼らなくても技術で勝負できる」とお考えの先生方もおられると思いますが、施術をしても生活習慣を改善できなければ、症状の緩和には時間がかかります。頻繁に通院できない患者さまは、特にその傾向が強いと言えます。物販を利用することで、無理に通院していただくより、自宅で無理なく不調緩和のサポートができます。

患者さまは、接骨院に来たくて来ているのではなく、「早く不調を無くしたい・不調が出ない身体になりたい」という思いがあります。施術した直後に症状が緩和していても、毎回ぶり返すのでは意味がありません。結果を出すには施術時以外の継続したアプローチが必要になります。物販を活用し、生活習慣の改善やセルフケアをサポートすることが、が施術者にとっても患者さまにとっても効率的な手段と言えます。


・コミュニケーションツールの一つになる
患者さまとのコミュニケーションが苦手だという施術者も少なくありません。何を話していいか分からないという方でも、身体や健康にまつわる情報なら話しやすいのではないでしょうか。物販商品を施術に取り入れたり試供品を置いたりすることで、話題作りにもなります。

また、患者さまは施術者と親しくなると、会話の中で「仕事で座りっぱなしなんだよね」という世間話をしたり、「気を付けることはある?」「どうやったら治る?」と施術者の意見を求めたりすることがあります。ちなみに、「また痛くなったら来てくださいね」と言う回答を患者さまは求めていません。「いつになったら治るんだろう・・・」と不安になり、他の施術所や病院に行ってしまいます。患者さまに聞かれたときにお勧めできるセルフケアや商品情報を持っておきましょう。


・売上の確保 
「接骨院で物販を行う理由が分からない」と言う方もおられますが、簡単に言うと、物販を導入することで売上収入が見込めます。特に保険施術をメインにされている施術所や、自費メニューの種類が少ない場合、物販売上は収入を支える柱になります。

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