接骨院(整骨院)での集患
自費施術メニューの提供が接骨院でも少しずつ浸透してきている昨今。
しかし、それも徐々に・・・です。
接骨院(整骨院)・鍼灸院は、療養費施術の患者さまを積極的に集患する、という概念はなかったのではないでしょうか。
療養費施術の適用症状を訴える患者さまは、療養費施術を受けるために接骨院(整骨院)・鍼灸院を訪れていました。
一昔前は、そんな患者さまに頼られる院・先生として、患者さまが来院されれば対応しますよ、というところもあったのではないでしょうか。
だからこそ、いつ、誰が来院するかは全く予想がつきません。
だからこそ、いつ、何人が来るかも全く予想がつきません。
するとどんなことが起こるでしょうか?
「予約制度」の浸透
・患者さまの来院が一定時間に集中して2時間待たせてしまった
・施術対応時間を短縮するため、カウンセリングはなし
・施術対応時間を短縮するため、検査は短時間で行う
・売上は毎月まちまち
・その日その日の対応をする
以前であれば、当たり前の光景であったかもしれません。
ところが、自費施術メニューを提供していくと考えるとどうでしょうか。
自費施術メニューの提供ではカウンセリングが不可欠。検査も不可欠ですよね。
そして、2時間も待たせてしまう。これは患者さまの立場に立ってみると避けたくなるものですよね。
ただ来院されるのを待つという以前のスタイルは、これからの接骨院(整骨院)・鍼灸院には合わないと言えそうです。
患者さまの来院をあらかじめ知るには、やはり「予約」をいただく方法が良いでしょう。
医療関係で見ますと、歯医者や眼科などでも予約制度は広く浸透しています。
皆さんも利用したことがあるのではないでしょうか。
ほねつぎアカデミーでは、こんな質問を患者さまに投げかけてみました。
Q.あなたは以下のうち、どちらの接骨院(整骨院)に行きたいと思いますか。
A:完全予約制で患者さまごとに担当者がつく接骨院(整骨院)
B:いつでも通院可能だが、毎回別の担当者がつく接骨院(整骨院)
回答結果は次のようでした。
Aのほうがよい・・・23.7%
どちらかといえばAのほうがよい・・・49.7%
どちらかといえばBのほうがよい・・・23.4%
Bのほうがよい・・・3.3%
このアンケートからも、Aの予約制がある院が好まれる傾向にあると読み取れます。
仕事や家事などで時間が限られてくる現代。ただ待つだけではなく、患者さまにも接骨院としてもプラスとなる仕組みの導入が
求められています。
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