スタッフのモチベーションをアップさせる方法【スタッフ教育コラム】
スタッフのモチベーションについてお悩みの経営者や院長は多いのではないでしょうか。生産性をあげるためにも、スタッフの仕事へのモチベーションは高く保つことが必要です。スタッフのモチベーションをアップさせ、そのまま維持させる方法をお伝えします。
スタッフのモチベーションアップのために
スタッフのモチベーションについてお悩みの経営者や院長は多いのではないでしょうか。モチベーションの高いスタッフは、仕事に積極的に取り組み、患者さまに対する貢献度も高い傾向があります。しかし、モチベーションを高くしようとしてスタッフにやる気を出すように伝えても、逆に反発されてしまう場合もあります。スタッフにモチベーションをアップさせ、そのまま維持させる方法をお伝えします。
目次
◆モチベーションとは
・内的動因
・外的誘因
◆モチベーションはなぜ下がる?
・評価してもらえない
・やりがいを見いだせない
・理解者がいない
◆モチベーションを上げるには
・スタッフの承認欲求を満たす
・仕事の意味を共有する
・感謝を伝える
◆モチベーション維持させるには
・接骨院としての最終ゴール・方向性を明確にする
成果を見える化する
スタッフの意欲を大切にする
・達成の可能性を高める
途中目標こそ明確に
定期的なフィードバックを行う
・コミュニケーションを活性化
相談相手を作る
仲間との良いライバル関係を構築する
モチベーションとは
モチベーションとは、「やる気」「意欲」「動機」という意味です。目的に向かって行動を起こし、達成するまで持続させるための「動機付け」となるものを指します。
「動機付け」には、その人の欲求によって行動を起こす「内的動因」と、外部からの要因によって行動を起こす「外部誘因」に分けられます。
・内的動因
人の内側にある欲求の原因となるものです。損得にかかわらず、好奇心や探求心によって行動を起こそうとする・駆り立てる要因のことを指します。
「本が面白くて何時間も読んでいた」
「施術が上手くなりたいから毎日練習を行った」
というような、誰に言われたからでもなく「自分がしたくて行動する」という欲求・願望が当てはまります。
・外的誘因
人の外部にある欲求を満たすものです。例え本人が行動したいと思っていなくても、報酬や罰則等によって行動を起こそうとさせる要因を指します。英訳である「インセンティブ」という言葉を聞いたことがある人は多いかもしれません。
「テストで100点を取れば本を買える」
「成績が悪ければお小遣いを減らされる」
などが当てはまります。言い換えるのであれば、目標・目的と言えるでしょう。
モチベーションはなぜ下がる?
モチベーションはずっと高いままではなく、いくつかの原因で下がってしまうことがあります。モチベーションが下がってしまうと、仕事への意欲が湧かず患者さまのことが考えられなくなる等の支障をきたし、それがまたモチベーションを下げる原因となってしまいます。仕事を効率よく行うためにも、スタッフのモチベーションが下がっていないかを管理する必要があります。
そもそも、なぜスタッフのモチベーションが下がってしまうのか、その要因をいくつかご紹介します。
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