柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師向け情報サイト
  1. HOME
  2. 記事
  3. 柔整師・鍼灸師の施術メソッド
  4. アナトミートレインから見る広背筋の影響

アナトミートレインから見る広背筋の影響

広背筋は身体全体と密接に繋がりを持っているので、どのアプローチにも出てくると言っても過言ではありません。今まで触れる機会が少なかった方は、この際に知識を深めてみてはいかがでしょうか。

広背筋とは

広背筋は、患者さまの不調がなかなか改善しない場合、選択肢の一つとしてお勧めしたい施術ポイントです。広背筋の繋がりを考え、少しでも可能性を感じたのなら施術を検討してみてはいかがでしょう。


◆目次
・広背筋の作用
・スーパーフィシャルフロントアームライン
・ファンクショナルライン
・ラテラルライン
・広背筋から施術を考える

広背筋の作用

広背筋は、身体の中で最も面積が広い筋肉です。棘腕筋(浅背筋)に分類され、背部の下方に三角形を成しています。
起始は、第6胸椎~第5腰椎の棘突起・仙骨・腸骨稜・第9~12肋骨で、停止は、上腕骨上部小結節稜となっており、多くの部位に繋がっています。

広背筋は、肩関節伸展や内転時に力を発揮します。広背筋を鍛える代表的なトレーニングとして「懸垂」が挙げられますが、まさに肩関節を伸展させることで、腕と身体を引き寄せる動きです。

◆広背筋の作用
・上腕の内転・内旋
・肩関節の伸展・内転・内旋
・肩甲骨の下制(上腕骨を介して)
・体幹の伸展・回旋
・骨盤の挙上
など

この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。

アトリク(柔整・あはき専用求人サイト)

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

関連記事

事業計画書の書き方
無料DL事業計画書の書き方

接骨院を開業する際に必要な事業計画書は...