なぜ座位姿勢は腰に負担がかかるのか
デスクワークで夕方になると腰が痛くなってくる、という患者さまはいらっしゃいませんか?そういう方に「座っている方が腰の負担が大きいんですよ」という説明だけで終わってしまうのはもったいないことです。患者さまの潜在的な悩み・疑問を解決するために、座位姿勢に対する理解を深めましょう。
目次
腰痛とは
接骨院に来院される患者さまの中には、腰痛(腰痛症)にお悩みの方も多いのではないでしょうか。厚生労働省による国民生活基礎調査でも、自覚症状として男性は1位、女性は2位に「腰痛」をあげています。
腰(腰椎)は、5つの椎骨から成り立っています。体重を支えるために、頚椎、胸椎に比べ大きくしっかりしているのが特徴です。
腰痛が起こる原因はさまざまで、痛み方も変わります。腰椎椎間板ヘルニアや腰部椎柱間狭窄等の腰椎に直接かかわる病気や、胃潰瘍や子宮筋腫等の一見腰と無関係に見える病気も腰痛を引き起こす原因になっている場合があります。
また、冷え性やストレスで腰痛が引き起こされることもありますが、特に多いのは腰部に負荷がかかり神経が圧迫されることで痛みが発生するケースです。近年はデスクワークの増加から、普段の座位姿勢が原因で腰痛を発症する場合が多いと言われています。
この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
2柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
3柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
4患者さまに伝えたい健康情報
-
5接骨院の運営知識
関連記事
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
関連記事
-
2022.08.26身体の感覚器と「振動」私たち施術者は、患者さまの骨・筋肉などに対してアプローチを行います。しかし、当然のことながら、直接、骨や筋肉に触れているわけではありません。実際は身体全体感覚器を通して刺激や圧を受け取っています。(公開:2019/12/16、更新:2022/8/26)
-
2024.03.19腸腰筋を鍛えても「使えなければ」不調は取れない?上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉である腸腰筋は、施術者からすれば馴染みの深い筋肉であり、施術結果がうまく出ないことがある筋肉でもあります。EMSなどでアプローチしても不調がぶり返す、自分が計画したように身体が改善に向かってくれないと悩む先生も多いです。 実は、「EMSで腸腰筋を鍛える」ことがゴールではありません。その先にある、「腸腰筋を使える状態にする」ところまでアプローチしなければ、不調の緩和にはつながらないでしょう。大詰めの部分を知り、実践するだけであなたの悩みが解決できるかもしれないのです。(公開:2020年9月9日、更新日:2024年3月19日)
-
2023.01.19なぜか放置されている日本女性の「O脚」女性のお悩み上位に挙がる「O脚」。実は、正確に調整できていない施術者が多いことが現状のように思われます。O脚にもタイプがあり、調整できるものとしづらいものがあることを知っておくべきだと思います。(公開:2013年3月21日、更新:2022年1月19日)
会員数22,899人
アトラアカデミーに無料会員登録すると
-
法令など業界の
最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード